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依然コロナ感染者0の岩手県、いつ出るかと常に関係者は緊張感いっぱいの中で、ささやかな春の訪れに心を和ませています。
しかし、15日は沿岸被災地の診療所に10日に宇都宮から応援に来ていた医師が感染したとのニュースが県内に激震となりました。現在のところ診療所医療スタッフ11人は陰性とのことですが、当日来院していた患者さん等93人については、健康観察を行っている状況です。
本県は全国で一番医師が不足している県であり、院内感染などが拡大するとたちまち危機的状況が県内全体に及びます。感染した医師はそうした本県の医師不足の中で応援に来ていただいた医師であり、批判することはできません。むしろ一刻も早く回復して、本県医療を支えていただきたいと思います。
今は、とにかく感染がどうなるか適切な対応と予防、対策に全県民が備えを怠らずに行動することを望みます。